■ リヴェット

本作の主人公。白い翼を持つ、天使のような姿をしたソーラス人の末裔。 12歳。ソーラスのヴェスクターデン地方出身だが、正確な情報は不明である。

History:
冒険家だった義理の祖父シュレットとその一行が、ソーラスの探検の途中で見つけ、連れ帰った孤児だった。 成長していくにつれ、他人とは異なる自分の姿に戸惑いと疑問を抱き始め、 次第に故郷であるソーラスへの関心、そして憧れを強く抱くようになる。 現在は渓谷の都ウェレンスヴァニア郊外”47区”に佇むシュレットの別荘で、 義姉のレティシアと、家政婦ステラと共にひっそりと暮らしている。

Personality:
お屋敷の敷地の外へ出る事は殆ど無いが、レティシアと一緒に繁華街へ出かける時には、必ずマントで翼を覆い隠している。 その容姿故に、引取られて間もない頃、ガーシュタイン家の親族から化け物と言われた過去がトラウマとなり、 人に対する恐れを抱いており、内気で引っ込みがちである。 一方、幼い頃からとても親しく接してきた義姉のレティシアと家政婦のステラを心から慕っており、 リヴェットにとって二人は、とても大切な家族であると同時に、数少ない味方でもある。

Like:
本を読む事と、フィオール(バイオリン)を演奏する事が大好き。いつも手の届く所には、必ず本とフィオールのケースが置いてある。 特にソーラスに関する文献に関心があり、それをいつも読みながら、 自身もいつかソーラスへ行く事を夢見ている。 また、フィオールは最初、レティシアがリヴェットに強く薦めたものである。 その時にリヴェットは、フィオールを触った事が無かった筈にも関わらず、”ある曲”をまるで知っていたかのように 見事に演奏し、レティシア達を驚かせた事があったという。


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