◆ 第1章「ノールランド編」あらすじ ◆

■アヴリルの旅立ち

かつて「シヴェルノエ」という銀河を巡行する巨大な世界樹とそれを取り巻く森林の世界があり
それはかつて”ソーラス”という高度な文明を持つ国が作り上げたものでした。
しかしソーラスを支える2つの母星(OLDHOME, NEBO)は”厄災の日”で危機を迎えます。

母星を守るため、世界樹を守る精霊”アクイラ”の内、3つの精霊達が母星へと向かいました。
精霊達はOLDHOMEの衛星軌道に建設されたαステーション「ECLIPSE」に集結し、NEBOから発生した厄災”ゴースト”から世界を守ろうとしました。
しかしその後、精霊達は行方不明となり帰る事は無く、そのままシヴェルノエはソーラスから切り離され、宇宙に孤立してしまいました。

たった1つの精霊アルタイルのみがシヴェルノエに残されましたが、彼女だけでは世界樹を何百年も支え続ける事は出来ず、シヴェルノエは枯れて滅びゆく一方でした。
唯一の救いの道は、星々を繋ぐゲートを通り、行方不明となった3つの精霊達を取り戻し
そして、その力を調律する事が出来る”星の旅人”を見つけ、連れて来る事のみでした。

しかし、ゲートの先にある「ECLIPSE」が果たして無事かどうかは分からず、その望みも薄く、誰一人としてそこへ踏み込む勇気はなく、忘れ去られようとしていました。
アルタイルの苦悩を知った少女アヴリルは勇気を出し、シヴェルノエ一族の掟を破り、精霊アルタイルと共にゲートを渡りました。


■リヴェットの旅立ち

以前の冒険で、リヴェット達は主を失ったソーラスや青き星NEBOの各地を訪れ、その記憶を辿り”厄災の日”の元凶”ゴースト”を封じ込める事に成功しました。
その時に判明したリヴェットの本名”フローネル”より、彼女が選ばれし”星の旅人”である事が示唆されていました。

ある日、リヴェット達のもとに流星のごとく精霊アルタイルが現れます。
精霊アルタイルは”星の旅人”を探しており、リヴェットこそが自分達が探し続けていた”星の旅人”だと言います。
アルタイルはシヴェルノエを救う為、公社に捕われたアヴリルの救出と、残る精霊達の行方を探して、シヴェルノエへ一緒に来て欲しいと願いました。

リヴェットはアルタイルを信じて受け入れました。アルタイルは羅針盤に宿り、針が再び動き出します。
ノールランドへの新たな冒険が始まろうとしていました。

ノールランド。それは、かつてリヴェット達が暮らしていたウェレンスヴァニアや、古都ベラノーヴァ、公社の首府ルーヴェンを含む、流星によるクレーターで傷だらけとなった北の大陸でした。
アヴリルの通ったゲートが何故ルーヴェンの公社管轄域に繋がっていたのか。ECLIPSEは何処へ消えてしまったのか.....そこには、悲しい結末の記憶が眠っていました。


....... to be continued




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